本文へスキップ

宇宙(そら)のかけらは、女性専用占いサロンです。電話鑑定で癒し、メッセージを…

電話でのご予約・お問い合わせは予約ページまで

〒599-8232 大阪府堺市中区新家町777-1

第二十二番 補陀落山 総持寺 SOUZIZI

総持寺の歴史

総持寺は今昔物語や源平盛衰記にも紹介されていますが、総持寺にはお寺の創建についての縁起絵巻が残っています。

総持寺の縁起絵巻によると、中納言藤原山蔭の父、高房卿が大宰府に赴任の為に淀川を船で下っていると、漁師が一匹の大亀を捕らえていました。高房卿は「卿は観音様の縁日なのでその亀を私に譲ってください。」と自分の着物と交換し、淀川に逃がしてあげました。
その夜、継母のたくらみで最愛の子である山蔭を河に落とされました。嘆き悲しんだ高房卿は常日頃から信仰している観音様に我が子を助けて欲しいと祈念しました。すると前日助けた大亀が我が子を背に乗せて現れたのです。
観音様の感謝した高房卿は観音像を作って感謝しようと思いました。高房卿は遣唐使に唐で香木を買ってくるよう依頼しました。しかし、唐で香木を購入した遣唐使は日本への持ち出しを禁止されたので、香木に銘を書き海に流しました。
月日は流れ高房卿は亡くなり、息子の山蔭が大宰府に赴任しました。ある日砂浜で銘の書かれた香木を発見します。驚きと歓喜に包まれ、高房卿の遺志を継いで観音像を造る決心をします。
任期を終えて京に戻った山蔭卿は仏師を探すために長谷寺に籠り祈願しました。ある朝、観音様のお告げにより仏師に巡り合いました。山蔭卿は京の屋敷に来るよう仏師に告げ長谷寺を後にします。
山蔭卿の屋敷を訪ねた仏師は、怪しむ家来たちの前で見事な十一面観音像を彫り皆を驚嘆させました。その後、香木を与えられた仏師は「仏様を彫る千日の間、誰も仏舎に入れない事。また山蔭自身で私の食事を作ること。」と言いました。
仏師が観音像を彫り始めて千日目の朝「長谷寺の観音様はどちらに」という声が聞こえてきました。すると仏舎から「行基菩薩よ、今帰る。」と聞こえ仏師が空に飛び立ったのです。
山蔭卿が仏舎に駆けつけると千手観音様が亀に座った姿の像がお奉りされていました。

寛平2年、総持寺の伽藍が完成し山蔭卿の千手菩薩像が安置されました。

総持寺のみどころ

総持寺の池には御本尊の亀に乗った千手観世音菩薩ににちなんでなのか亀がたくさんいて、綺麗な錦鯉も泳いでいます。
総持寺を開いた山蔭卿は仏師に千日間料理をしたことから包丁道の祖、日本料理の神様として崇められ、現在も山蔭流包丁道として受け継がれています。総持寺では室町時代から山蔭卿の命日である毎年4月8日に「山蔭流包丁式」が行われ右手に包丁、左手に箸を持ち、一切手を触れずに鯉を捌きます。

本堂の裏には包丁塚があり、料理人や一般家庭で使えなくなった包丁を奉納し、料理の上達を祈願できます。

総持寺の写真















2018.9.28 参拝





御朱印:大悲殿

穴太寺データ

  • ご詠歌
    おしなべて 老いも若きも 総持寺の ほとけの誓い 頼まぬはなし
  • 山号:補陀落山
  • 宗派:高野山真言宗
  • 開基:中納言藤原山蔭
  • 御本尊:千手観世音菩薩
  • 創建:寛平2年(890年)
  • 住所:〒567-0801 大阪府茨木市総持寺1-6-1
  • 入山料:無料  2025年現在
  • ホームページ:http://sojiji.or.jp/


◀第二十一札所 穴太寺第二十三札所 勝尾寺▶

西国三十三観音霊場のトップページへ

スタッフ写真

shop info.店舗情報

女性専用占いサロン 宇宙のかけら
お客様の背中を後押しできるメッセージを…
対面鑑定を再開いたしました。

〒599-8232
大阪府堺市中区新家町777-1
TEL.072-206-4969

→アクセス

今日の占いは↓

毎日メッセージをアップしています。
Instagram

心に安らぎを…