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1．高野山について
2．高野山のはじまり
3．巡礼のお礼参りについて
4．各エリア

和歌山県北東部の標高1000ｍの山々に囲まれた山上盆地に広がる宗教都市です。

弘法大師（空海）によって広められた真言密教の聖地として開かれ、1200年以上に渡り多くの人々の信仰を集めてきました。

高野山には117もの寺院が建ち並んでいます。

戦国大名の菩提寺としても信仰を集めてきて、名だたる戦国武将のお墓が存在しています。

長く女人禁制の山でしたが、明治5年に明治政府によって解除されました。

2004年にはユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参道」に登録され、天空の宗教都市として国内外の注目を浴びています。

高野山は大門を抜けて、高野山の町に入ると一気に神聖な空気感を感じられます。

根本大塔や金堂のある壇上伽藍、金剛峯寺、奥之院、女人堂・徳川霊台エリア、霊宝館、各宿坊など、一日で周るのは不可能と言えます。

自家用車で行く場合、各エリアに駐車場があるので車で移動した方が無難です。公共機関で行かれた場合は、バスの一日乗車券を買ってバス移動がいいと思います。歩くと大変です。金剛峯寺～一ノ橋～奥之院まで歩くと普通に歩いて1時間以上かかります。

お土産屋や仏具屋も沢山あります。

四国八十八カ所や西国三十三カ所観音霊場などの巡礼が終わったお礼参りは奥之院に行きましょう。

巡礼の際に着用する笠などに書かれている「同行二人」とは巡礼の間、本人と弘法大師と二人で旅をしているという意味です。最後に高野山奥之院にある弘法大師御廟に行って弘法大師様にご報告とお礼をしましょう。

1.壇上伽藍
2.金剛峯寺
3.奥之院